英語がマルチリンガルの扉を開く。

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英語がマルチリンガルの扉を開く。

このブログにも最近触れたスマホアプリ・Duolingoで、

英語を終了した後に開始したスペイン語。

 

昔、知り合いの旅行ジャーナリストが書いた

「カナリア諸島での滞在記」なるものを読んで

その生活スタイルに強烈に憧れて、

いつか行ける日のために、

と現地語のスペイン語を急激に勉強した。

 

東京中野区の図書館で、受験生に混じって

大学ノートに必死に書き込みしてたっけ。

 

でも結局、「スペイン語の前に英語だよな〜」

という考えに押されて、いつの間にか断念。

 

その数年後に会社を辞めてイギリスに渡るのだが、

イギリスの夏休みに、今思い出してもすごく不思議な成り行きで

夢にまでみたカナリア諸島行きが決まった。

 

そこでの思い出を書いていると、本が一冊できそうなので

割愛して、スペイン語にはちょっとした思い出がある。

 

今回久方ぶりに勉強を開始して、思ったのは

「うわぁ、おもしろ〜!」

確かに単語に男女の区別をつけるの言語(ドイツ語もそれで断念)は日本人には耐え難い。

しかも、「ドレス」がなんで男性名詞なのか説明してくれ!と言いたい。

 

それを差し引きしても不思議なくらい簡単に思える。

別に東京中野の図書館で勉強した成果がここで復活したわけではない。

 

ちなみにDuolingoは、日本語ベースだと英語か中国語しか選べないのだが、

英語をベースにすると、選べる言語は無数。

なので英語でスペイン語を勉強しています。

 

日本語ベースで英語を勉強してた時よりもはるかに内容が細かい!

イラストも豊富に使われてて初心者でもわかりやすい!

ひいき!ひいき!の怒声が脳内でコダマしてきそうなくらい。

 

そして何よりも、私自身の英語力が

日本で勉強していた時と比べ物にならない。

 

英語がわかった上で勉強するとスペイン語はこんなに楽だったのか、

つまり、私があの時吐いたセリフ「スペイン語の前に英語だよな〜」

は案外核心をついていた。

 

英語圏には多言語を操るマルチリンガルがゴロゴロしていて、

英語さえモノにできない我々日本人はつい、尊敬と自己卑下の念に駆られるが、

それは日本語が他の言語とあまりにも掛け離れているせいだということをお忘れなく。

 

スペイン語を終えたら、同族のイタリア語か

リベンジのドイツ語のどっちかまた始めようと今からワクワクしている。

古い電気製品の中から出てきたレトロな電池。可愛すぎて捨てにくいのが欠点。


2020-08-31T08:35:42+00:00 2020/08/31|