英文法:ミニ講座 should と had better の違いについて

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英文法:ミニ講座 should と had better の違いについて

今回は久しぶりに英語の先生らしい内容です。口笛

 

助動詞のshouldとhad betterはどちらも「〜したほうがよい」という意味ですが、

その違いはあるの?という質問を時々受けます。

had betterの方はちょっと忠告的なので、使う相手を気をつけて(目上の人には使わないように)

なんて説明されることもありますが、それだけだとちょっとわかりにくいですよね。

 

では簡単に違いを説明すると、

shouldは、本人のオススメや個人的な意見を言うときに使います。

例えば、先日行ったカフェがとっても雰囲気がよくてコーヒーも美味しくて値段も手頃だった場合、

優しいあなたなら、友達にも勧めたくなりますよね。

 

“You should go to the cafe and try their coffee. ”

「そのカフェ行ったらいいよ、そしてコーヒー注文してみてね!」

 

というふうに。

これはもちろん個人のお勧めであって、仮に友達が聞き流して

そのカフェに行かなくても責められることではありません。

 

それがshouldの本質で、あくまでも友達にはチョイスがあります。

 

それに対してhad betterは、その通りにしないと困ったことになるよ、

という圧力が加わります。

 

“You had better go to the cafe!”

「そのカフェに行っといたほうが身のためだよ!」

 

と言われてたら、行かないと何か悪い結果が待ってるようで

友達に選択の余地はあまりないようです。

 

ちょっと怖いですね。そのカフェで何が待っているのでしょうか!?

 

親切で勧めたつもりが一転、相手に不安や恐怖を抱かせてしまう可能性もありますね。

というわけで had betterの乱用はやめましょうてへぺろ

 


2020-07-01T10:37:55+00:00 2020/07/01|