体験者の声

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将来の道標を示してくれたインターンシップ

神奈川大学/高梨茜さん
20代前半・2ヶ月のインターンシッププログラム・派遣先:観光インフォメーションセンター

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 まずは簡単な自己紹介からしていただけますか。

外国語系の専門学校から、神奈川の大学の外国語学部に編入して来ました。観光業に興味があるので、将来はその分野で働きたいと思い、今回のインターンシップに参加を決めました。

 そんな高梨さんが海外でインターンシップをしたきっかけは。

初めは夏休みに語学研修に行こうと考えていたんですが、学校で説明会を聞いてインターンシッププログラムのほうに興味が沸いてきたんです。
ただ英語を勉強するより、英語を使って働く経験をすることで度胸がついて就職にも役立つかなと考えました。

 海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は。

旅行関係でのインターンシップを希望していたこともあり、メルボルンにしました。
海外に出るのは初めてだたので、安全で「世界で一番住みやすい街」というのにも惹かれました。実際に来てみると人が親切だし、住みやすい街を実感しました。

 それから海外出発までの準備はどうでしたか。

英語は専門学校や大学でやっていましたが、観光案内センターで働くことになっていたので、その地域についてもっと下調べをしておけば、お客様にもっと案内できたと思います。

 研修内容は?

パンフレットの補充や郵送、書類の整理、eメール等のオフィスワークと、接客もさせてもらいました。

英語をかなり使うので最初は大変でしたが、少しでもわからないことは質問するようにして、何とか大丈夫でした。後半からはかなり自信をもって仕事ができたと思います。

 研修先で良かったことは

日本とオーストラリアの観光業の違いを見ることができました。私がインターンシップをしたモーニング半島もそうですが、オーストラリアではありのままの自然を残しているところが多いと感じました。例えば強風で被害を受けた1本の大きな木があっても、その形のまま残されているんです。

それから、意思を伝えることの大切さも学ぶことができたと思います。

観光センターが暇なときでも、とにかく色んな人に何か手伝えることがないか聞くようにしました。その内に自分ですすんで仕事を見つけられるようにもなりました。指示を待って動くのではなく、自分から声をかけて仕事をもらったり、周りの状況を考えて行動できるようになったと思います。

 研修先で困ったことは

観光センターで働くスタッフやボランティアの方々、それからお客様も色んな国の人がいるので、時々英語がわかりづらかったです。自分自身も会話面で、意思の伝え方がわからず苦労することがありました。

 実際にインターンシップをしてみて、感想は。

日本でオフィスワークというと静かにもくもくやっている感じがありますよね。でも、私が黙って仕事をしていると「静かね」って言われるんです。
オーストラリアでは、職場でもみんな楽しくおしゃべりをしながら過ごすんだなと思いました。

 休日はどのように過ごしましたか。

土曜日は大体ランゲージコネクションという英語や他の言語との交流会に参加していました。そこでは、色んな国の人達と話ができたし、日本人の友達もできました。日本という国を外から見ることもできました。

日曜はメルボルン観光です!メルボルン監獄、キャプテンクックの家、ビクトリアマーケット、植物園、美術館、スカイデッキ展望台、イタリア人街のライゴンストリート等々、本当に色々回りましたよ。一緒にインターンシップに行った友達と観光して、ごはんを食べてカフェに行ってというのが定番コースになってました。

 これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか。

私も海外に出るのが初めてで、しかもインターンシップ。いきなり働けるか、馴染めるか不安でした。

でも、少しでも迷ったら思い切って来たほうがいいです。
私も最初は迷ってましたが、来てみて、日本の良さも見直すことができたし、外国の文化は実際に体験することが大切だと思います。

私は、もともと観光業に興味があって、旅行会社でツアープランナーとして働きたいと思ってましたが、今はこの観光センターのように案内をする仕事にも興味を持つようになりました。

このインターンシップで、自分が将来やりたいことがもっと具体的に見えてきた気がします。

一見物静かな高梨さんですが、しっかり者で、内に秘めたエネルギーを持った学生さんです。
今回の経験によってもうすぐ始まる就職活動の方向性も見えてきたのでは?メルボルンから応援していますよ。
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