体験者レビュー 2018-04-22T13:17:18+00:00

体験者レビュー

「トライ!トライ!トライ!」でチャンスをつかむ

S.S.さん
20代・2ヶ月・派遣先:ホテルの人事部

「海外で人事の仕事を体験して帰りたいんです!」と飛び込んで来られたS.Sさん。その熱意と、はっきりした目標への意思が通じたのだと思います。短期間でピンポイントなインターンシップ先を探すのは難しいときもありますが、ご希望通り、人事のお仕事を体験していただくことができました。そんな頑張りやさんのS.Sさんにインタビューをしてみました。

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

こんにちは!日本では、大学卒業後約3年間会社勤めでした。その後、ずっと行きたかったメルボルンに3ヶ月の留学。メルボルンでは、平日は語学学校・インターンシップ、休日はイベント等に積極的に参加しました。

海外でインターンシップをしたきっかけは?

今後、日本で働いていく上での「ヒント」を得ることができればという思いからです。海外で現地の方々の輪に入り実際に働いてみることで、文化・働き方・考え方・コミュニケーション等、日本との違いに触れることができるのではと考えました。

海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

もともとオーストラリアという国が好きでした。中でもメルボルンを選んだのは、他の都市と比べて学生が多く、その分学校も充実していると聞いたためです。

海外出発までの準備はどうでしたか?

英語については海外の教科書を取り寄せて勉強していたため、ニュアンス等がより細かく理解でき、語学学校での勉強もスムーズでした。
仕事を辞めた直後ということもあり、荷造りはぎりぎりになってしまいました。必要だと思う物をとにかくキャリーバッグへ詰め込んだので、かなり重く… 余裕を持って事前に留学先の情報を調査できていれば、現地で調達できるものもありましたし、換金等含め、他にもよりお得に色々とできたと反省です。

研修内容は?

ホテルの人事課にて1ヶ月間のインターンシップでした。電話対応、社員の方の表彰状やバースデーポスターの作成、ファイリング、面接見学など事務を中心に様々なことをさせていただきました。

研修先で良かったことは?

担当の方が気遣いにあふれた方で、疑問に思ったことはすぐに質問でき、楽しく取り組むことができました。何ごとも丁寧に教えてくださったので多くを学んだと思います。

研修先で困ったことは?

やはり言葉の壁が大きかったです。ニュアンスやちょっとした言い回しで伝わり方が違うので、会話にも頭をフルに使いました。Engjoy Australiaのご担当の方より、「何かあればいつでも連絡くださいね。」とお声がけいただいていたので、気持ちに余裕を持つことができました。また、常に迅速に、かつ丁寧にご対応いただけたので、とても助かりました!

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

私が知りたかったこと、学びたかったことがぎゅっと詰まった、濃い時間でした。1ヶ月という短期間でしたが、お別れの時には色々と思い出してウルッとしてしまいました… 貴重な経験をさせていただけたなあと、この度の出会いに感謝するばかりです。ありがとうございました!

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

とにかくトライをすること!時間は限られているので、躊躇している時間がもったいないです。思ったように結果が出ないようであればアドバイスを求めつつ、また次にトライ、トライ、トライ・・・その繰り返しで何かを掴むことができればこっちのものですよね。私は特に3ヶ月と短期だったので、自分の目標を達成するためにかなりトライしました。もちろんその分エラーも多く経験しましたが。(笑)今振り返ればすべて良い経験。後悔はありません。常にアンテナを張り巡らせながら自分から行動をおこし、一歩でも前に進めるよう頑張ってください!

メルボルン滞在中に帰国後の就職先も決まったというS.Sさん。もちろん、これからは日本の会社の人事部でインターンシップの体験を活かして行かれることと信じています。「トライ!」を忘れず、何事にも打ち込んで行ってくださいね。

メルボルンの4つ星ホテルでシェフ体験 ~料理は国境や言葉を超える~

D.K.さん
20代後半・2ヶ月・会社のインターンシッププログラムで参加・派遣先:ホテル

日本のホテルに5、6年勤務した後、会社の海外インターンシッププログラムに参加したD.K.さん。そのきっかけは?

職場で無料の英語勉強会があり、海外研修のことを知りました。

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研修内容は?

シェフです。ホテルで朝食と夕食担当しました。
基本的な料理用語を知っていたので、あまり英語力には困りませんでしたよ。簡単な英語とスマイルで乗り切りました!仕事内容としてはオーストラリアの食材と調理の違いを見れた事と、海外のスタッフとのコミニケーションをとれたことが一番の収穫でした。

インターンシップ前に不安に思っていたことは?

コミュニケーションと仕事をもらえるかどうかの不安がありました。実際は、英語で積極的にきいたら、何でもやらせてもらえました。

研修先で良かったことは?

英語に触れることができたことと職場やホームステイ先で様々な国籍の人達と過ごせたことですね。

研修先で困ったことは?

困ったことだらけでした(笑)。何故か色んなところでからまれることが多かったです。

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実際にインターンシップをしてみて、感想は?

うちのホテルと形態が似ていたためか馴染みやすかったです。ホテルのスタッフとの方がとても親切で働きやすかった。

休日はどのように過ごしましたか?

町をぶらついてました。メルボルンは日本の街並と違い、歩けばすぐ海があり、広い公園がある。イタリア街や中華街等の色んな地域があり、イタリア街は本当にイタリアっぽかったです!色々な国籍の人がいて、話せば幅広い国籍の中にすぐ溶け込むことができました。とりあえず何か話さないと、という気持ちでいつもいました。

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

できないなりに積極的に会話をしてください。引っ込みがちにならず、どんどん色々な場所や人とのコミニケーションをしてもらいたい。それと、メルボルンに来たら、色々な所に行ってみてください。私がいた時は、テニスオープンや中国の旧正月等、イベントが常にありました。
日本では見られないイベント等に触れられて、良かったです。ラッキーでした。せっかくの海外なので、色々とみた方がいいですよ。

オーストラリアの食材と調理の違いを学んで、日本の職場に戻ったD.K.さん。
メルボルンでの経験が活かされていることを祈ってます。

インターンシップで英語力UPと人間力向上

A.N.さん(神奈川大学)
20代前半・2ヶ月のインターンシッププログラム・派遣先:旅行会社

「2か月の長い夏休みをバイトやサークルで終わらせてしまうよりもいろいろな体験をしたい!それなら海外に行こう!」と思い立ち、大学のインターンシップに参加したA.N.さん。
旅行会社を希望した理由や研修先でのこと等、A.N.さんのインターンシップ経験についてお伺いしました。 成功する秘訣とは??皆様への熱いアドバイスを是非お見逃しなく。

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

こんにちは!A.N.です^^現在神奈川の大学に通っている、外国語学部の3年生です。今回大学で行われた海外インターンシッププログラムに参加しました。オーストラリアのメルボルン市内にあるBUNYIP TOURSという旅行会社で夏休みの間働かせていただきました。

そんなA.N.さんが海外でインターンシップをしたきっかけは?

実を言うときっかけは本当に些細なことでした。就活に役立つかもとか、英語が向上するかもとか、人間的に成長できたらいいなとか、そんなことです。2か月の長い夏休みをバイトやサークルで終わらせてしまうよりもいろいろな体験をしたい!それなら海外に行こう!という感じです^^

海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

オーストラリアのほかにも英語圏はアメリカとカナダがあったんですけど、旅行会社があったのはオーストラリアだけだったんです。旅行会社に行きたいと思った理由は一番英語を使うと思ったからです。ツアーの予約を取るためにお客さんと話したりメールのやり取りをするので、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの全てを勉強することができると思いました。

それから海外出発までの準備はどうでしたか?

きっかけはなんであれ、行くと決めたからにはいろいろな準備をしました。まず大学の海外インターンシップ演習というクラスをとらなければなりませんでした。そこでインターンシップをする上での心構えや知識を教わりました。飛行機や現地での送迎、ホストファミリーなどの細かいことは就職課の方たちが手続きをしてくださいました。また、インターンシップに行くにあたって1つ目標を立てました。それは「積極的に仕事をもらいにいく!」ということです。その目標を立てていたからこそ、インターンシップを充実させることができた、といえるかもしれません。

研修内容は?

旅行会社でカウンター業務(デスク対応、電話対応)、日本の旅行代理店とのメールのやり取り、雑務(コピー取り、掃除、チケットの管理)をしました。

研修先で良かったことは?

電話対応やデスク対応、メールのやり取りなど様々な仕事をしたので、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングすべての勉強ができたということです。

研修先で困ったことは?

困ったこととは少し違うかもしれませんが、自分から積極的に行かないと仕事がなかったのが大変でした。

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

まず最初に言いたいことは海外インターンシップに参加してよかったということです!英語力があがったり、就職活動の手助けになるのはもちろんのこと、それ以上に人間的に成長することができたと思います。語学学校で勉強するのとは違った達成感や面白さを体験することができました!また、仕事をする中でさまざまな経験や考え方をもった人たちと出会い、人生の選択肢が増えたと思います。今回インターンシップに参加するに当たってサポートしていただいたインジョイのみなさんに本当に感謝しています!ありがとうございました!!

休日はどのように過ごしましたか?

とにかくメルボルン市内の観光をしていました。メルボルンは歩き回るのに丁度いいサイズの街なんです。それに買い物するところはたくさんあるのに日本みたいに人でごったがえしているわけでもない。本当に住みやすいんです。観光名所もいろいろあったし。友達とバーにも行きました。初対面のノリノリのおじさんたちにお酒をおごってもらったのはいい思い出です(笑)。あとはインジョイの方たちにご飯や観光に連れて行ってもらいました。コアラとかペンギンとかかわいかったです^^それからホストファミリーと家で遊んだり海に連れて行ってもらったり。とりあえず充実してました。

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

インターンシップに行くかどうか迷っている人はぜひ参加してほしいと思います!語学研修とは違った充実感や満足感を得ることができます。私が感じた海外インターンシップの最大のメリットは、自分を英語を使わなければならない状況に置くことができるところだと思います。日本人スタッフがいる職場なら別ですが、外国人スタッフだけの職場だといやでも英語を使わなくてはなりません。そのような状況に自分を置くことが英語力の向上につながると思います。

また、バイトとは違った責任感なども感じることができ、仕事をするということはどういうことなのかを少し知るいい機会になると思います。インターンシップは語学研修などと違って、待っていても先生や誰かがすることを教えてくれるわけではありません。自分から教わる姿勢をみせないと仕事は無いと言ってもいいと思います。実際に私が今回のインターンシップで行った仕事の8割は自分で聞きに行って見つけた仕事です。厳しいと感じるかもしれませんが、それだけ成功した時は達成感や充実感が大きいです。またスタッフの方たちは親切で楽しい方ばかりだったので毎日楽しく仕事ができました。
こちらが意欲を見せれば丁寧にわかるまで教えてくれます。少しでも興味がある人はぜひ行ってほしいです!私は英語力アップと就活の準備を目的に行きましたが、それらが向上するのはもちろんのこと、人間力の向上にも役立ったと思います!ぜひ海外インターンに行って自分をたくさん磨いてください!!

 目標「積極的に仕事をもらいに行く」を達成したA.N.さん。
積極性と行動力を武器に次の目標に向かって頑張ってくださいね。

“失敗を恐れるな”を実行した4週間

M.A.さん(神奈川大学)
20代前半・2ヶ月のインターンシッププログラム・派遣先:学校

一緒にインターンシッププログラムに参加した仲間から、メルボルンに来て一番変わったと太鼓判を押されるM.A.さん。彼の積極性とリーダーシップは、この2ヶ月で花開いたようです。それは「失敗を恐れるな」という言葉を胸に、日々努力を重ねた成果だったんですね。

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

現在、神奈川の大学の法学部で学んでいます。今回、大学の海外インターンシッププログラムに参加して、メルボルン市内の名門男子校ザビエルカレッジで日本教師のアシスタントとしてインターンシップをしました。

そんなM.A.さんが海外でインターンシップをしたきっかけは?

知らない環境に飛び出して、日本ではできないことをやってみようと思ったからです。
もともと、自分は積極性が足りないと思っているので、それを身につけるために来ました!

海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

学校でのインターンシップを第一希望にしていたので、それがあるのはメルボルンだったんです。実際来てみて本当にいい街だと実感しました。色んな国の人々がいて、誰でも暖かく受け入れる雰囲気を持った街ですよ。僕は特にシティ(メルボルンの中心)が見所がたくさんあって大好きです。

それから海外出発までの準備はどうでしたか?

大学のほうで準備の授業があるんですが、実際に会話に使える英語や、簡単な単語の復習をもっとやっておけば良かったなと感じました。大学に入ってから英語はほとんどやっていないので、結構忘れてました!

研修内容は?

カレッジには日本語の先生が2人いらっしゃって、その先生方のアシスタントです。生徒の試験勉強を見てあげたり、会話やインタビューの練習をしてあげたりしました。学生達は大切な試験を10月に控えているので真剣なんです。

実際に授業を担当させてもらったこともあります。やはり英語で色々説明するのがとっても難しかったですが、そんな時は生徒が助けてくれて、何とかうまくできて嬉しかったです。大変でしたけどいい経験でしたね。

研修先で良かったことは?

積極性を身につけるために来たので、大変でも何でも「自分からためらわずに行くんだ」ということは決めていました!色んなことで相当勇気が要りましたが、それはかなり実行できたと思っています。例えば些細なことですが、学校のスタッフの方や生徒達と廊下ですれ違った時に挨拶だけでなく、ちょっとした会話をしたりできるようになりました。自分自身も高校が男子校で、女性と話すのも苦手なほうでしたが、それも克服できたのではないかと。。。

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

日本では自分の家の仕事の手伝いをした経験がありますが、その時は与えられたことをやるという感じでした。でも、こちらでは自分から行くことが大切です。学校でも、早く行けばそれだけやる仕事があることがわかって、朝、勤務時間より早く行ったりしました。受身ではだめだということですね。

休日はどのように過ごしましたか?

毎週土日が休みだったんですが、一緒にインターンシップに来た仲間6人ととても仲良くなり、毎週末のように一緒に出かけていました。平日はほぼ100%英語なので、土日は少し日本語が恋しくなるんですよ。

土曜日は大体ビクトリアマーケットに行って、その後、ランゲージコネクションという英語や他の言語との交流会に参加していました。そこではオーストラリア人だけでなく、他の色んな国の若者と知り合いになりました。

で、日曜日はメルボルンの見所をよく回りましたね~。僕は前日の土曜日にシティのインフォメーションセンターに行って下調べをしたり、ホストマザーにいい場所を教えてもらったりして週末の企画をする担当でした。ホストは本当に優しくて、色んな所に実際連れて行ってもくれました。今では本当の親みたいな気持ちです。

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

行くまでは色んな不安があると思います。僕自身も、英語が伝わるだろうかとか、差別がないだろうかとか、不安でいっぱいでした。でも、実際来たら、そんな不安は吹っ飛んで、本当に来てよかったと思っています。

インターンシップの担当の方、長谷川さんから「失敗は恐れるな」って言ってもらったことを実行してよかったと思ってますし、それを言ってもらったことがありがたかったです。

それは、実際に来てみて、自分で行った分だけ力になる、得るものがある、そして時には失敗することも大事だと実感できたから。だから、みなさんも恐れずチャレンジしてほしいです。

週末のツアー企画では、リーダーシップも大いに発揮し、仲間から頼りにされていたM.A.さん。これからも失敗を恐れず、色んなことにチャレンジしてみてくださいね。

オーストラリアの大自然の中で動物や子供達と過ごした4週間

S.Y.さん(神奈川大学)
20代前半・2ヶ月のインターンシッププログラム・派遣先:ファームキャンプ

メルボルンから約5時間。グレートオーシャンロードの大自然の中でインターンシップをしたS.Y.さん。4週間経ってメルボルンに戻って来たときには、日焼けしてよりたくましく見えました。そんなユニークな体験をしたS.Y.さんにキャンプ場での体験について熱く語ってもらいました。

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

神奈川の大学の2年生です。実は英語にはどちらかと言うと苦手意識を持っているので、海外のインターンシップに参加してそれをなくし、人間的にも一回り大きくなりたいと思いました。特に自分の選んだことに関しては、努力を惜しまない性格です。

そんなS.Y.さんが海外でインターンシップをしたきっかけは?

英語力を向上させたいというのと、人がしない経験をしたかったからです。
それには、普通の語学留学より海外で働くインターンシップのほうがいいと思いました。
日本と海外の働く環境の違いやビジネス英語も学べるし、自分をそういう環境においてみようという好奇心もありました。

海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

僕はスポーツ、そして子供や動物が好きだと話したら、今回のインターンシップ先であるカンガルービーを勧められました。カンガルービーはグレートオーシャンロードにあるファーム兼スクールキャンプ場なので、自分にピッタリだったと思います。

それから海外出発までの準備はどうでしたか?

大学で準備の授業がありますが、英語はあまりやらなかったので、文法とかではなく会話の練習をしておけばよかったなと感じました。

研修内容は?

ファームの仕事は、動物の餌やり、600頭いる牛の仕分け、暖炉の薪を集めたり等々。学校の子供達がキャンプ場に来たときは、カヌーやファーム体験等、子供達のアクティビティの指導やお世話を手伝いました。

研修先で良かったことは?

全く日本語が通じない環境なので英語、特にリスニング力がつきました。色んな言い回しもできるようになりましたね。

実は、最初はオーナーのマットやスタッフのクッキーの言ってることが全く聞き取れず、4週間やっていけるかなーと心配だったんです。でも、子供達と触れていく中で、子供の英語はどちらかと言うとシンプルでゆっくりですから、少しずつ理解できるようになりました。アクティビティや休憩のちょっとの時間でも、どんどん自分から話すようにしていたら、2週間くらい経った頃にマットの冗談を理解できて。。。成長を実感した瞬間でしたね。

会話はジェスチャーや他の言い方でいくらでもカバーできること、日本語で考えて訳してはいけないことも改めてわかりました。それから、子供達と接するという普通の海外旅行ではできない体験ができたことがよかったです。

研修先で困ったことは?

最初は、子供がアクティビティ中に転んでケガをしたり、虫に刺されて泣いたりした時「Are you OK?」くらいしか言ってあげられない、何て声をかけたらいいかわからず困りました。それもだんだん言えるようになりましたけど。

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

オーストラリアでは、まず名前の呼び方から違います。みんなファーストネーム(下の名前)で呼び合って、とてもフレンドリーな点は日本と違うと思いました。それからわからない時は100%理解できるまで何度も聞きます。僕だけでなく、他のスタッフでもわからないことはそうしていて、何度聞き返したとしても何度でも丁寧に教えてくれるんです。仕事が終わった後もジョークを言い合える和気藹々とした雰囲気でしたね。

休日はどのように過ごしましたか?

とにかくオーナーのマットがパワフルな人で、フルに活動していて、毎週何かしらイベントがあるんです。スタッフも個性豊かで、明るく楽しい人ばかりで毎日会ってても、飽きないんですよ。僕が行った時はスタッフや近所の人達とマラソンに向けてのトレーニングをしていて、ロードバイク、スイミング、カヌー、8kマラソン等やっていたので、僕もいくつか参加しました。

カンガルービーでご近所の人のバースディパーティをやったり、買い物に行きたいと言ったらポートキャンベルというグレートオーシャンロード上のとてもきれいな街に連れて行ってくれたりしました。カンガルービー周辺はのどかで、海、そして夕陽や星もとてもきれいですよ。

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

行ったほうがいいということです!
日本で想像している海外と、実際とは全く違います。英語をのばしたいと考えているなら、言葉の壁を実感することが必要だと思います。
それと、何より楽しいということです。
今回、このインターンシップをするという人生で大きな一歩を踏み出せた自分を、一生忘れません。これは将来、自分の子供にも話せる貴重な体験になったと思っています。

子供が大好きなS.Y.さん、子供達からも大人気だったことでしょうね。
カンガルービーキャンプでも色々な出会いがあったことと思います。

将来の道標を示してくれたインターンシップ

A.T.さん(神奈川大学)
20代前半・2ヶ月のインターンシッププログラム・派遣先:観光インフォメーションセンター

初めての海外で、インターンシップという思い切った決断をしたA.T.さん。今回の経験により、観光業の中でも自分がやりたいことが具体的に見えてきたそうです。メルボルン郊外の自然豊かなモーニング半島、観光ビジターセンターでインターンシップをしたA.T.さんにインタビューしてみました。 

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

外国語系の専門学校から、神奈川の大学の外国語学部に編入して来ました。観光業に興味があるので、将来はその分野で働きたいと思い、今回のインターンシップに参加を決めました。

そんなA.T.さんが海外でインターンシップをしたきっかけは?

初めは夏休みに語学研修に行こうと考えていたんですが、学校で説明会を聞いてインターンシッププログラムのほうに興味が沸いてきたんです。ただ英語を勉強するより、英語を使って働く経験をすることで度胸がついて就職にも役立つかなと考えました。

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海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

旅行関係でのインターンシップを希望していたこともあり、メルボルンにしました。海外に出るのは初めてだたので、安全で「世界で一番住みやすい街」というのにも惹かれました。実際に来てみると人が親切だし、住みやすい街を実感しました。

それから海外出発までの準備はどうでしたか?

英語は専門学校や大学でやっていましたが、観光案内センターで働くことになっていたので、その地域についてもっと下調べをしておけば、お客様にもっと案内できたと思います。

研修内容は?

パンフレットの補充や郵送、書類の整理、eメール等のオフィスワークと、接客もさせてもらいました。英語をかなり使うので最初は大変でしたが、少しでもわからないことは質問するようにして、何とか大丈夫でした。後半からはかなり自信をもって仕事ができたと思います

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研修先で良かったことは?

日本とオーストラリアの観光業の違いを見ることができました。私がインターンシップをしたモーニング半島もそうですが、オーストラリアではありのままの自然を残しているところが多いと感じました。例えば強風で被害を受けた1本の大きな木があっても、その形のまま残されているんです。

それから、意思を伝えることの大切さも学ぶことができたと思います。
観光センターが暇なときでも、とにかく色んな人に何か手伝えることがないか聞くようにしました。その内に自分ですすんで仕事を見つけられるようにもなりました。指示を待って動くのではなく、自分から声をかけて仕事をもらったり、周りの状況を考えて行動できるようになったと思います。

研修先で困ったことは?

観光センターで働くスタッフやボランティアの方々、それからお客様も色んな国の人がいるので、時々英語がわかりづらかったです。自分自身も会話面で、意思の伝え方がわからず苦労することがありました。

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

日本でオフィスワークというと静かにもくもくやっている感じがありますよね。でも、私が黙って仕事をしていると「静かね」って言われるんです。オーストラリアでは、職場でもみんな楽しくおしゃべりをしながら過ごすんだなと思いました。

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休日はどのように過ごしましたか?

土曜日は大体ランゲージコネクションという英語や他の言語との交流会に参加していました。そこでは、色んな国の人達と話ができたし、日本人の友達もできました。日本という国を外から見ることもできました。

日曜はメルボルン観光です!メルボルン監獄、キャプテンクックの家、ビクトリアマーケット、植物園、美術館、スカイデッキ展望台、イタリア人街のライゴンストリート等々、本当に色々回りましたよ。一緒にインターンシップに行った友達と観光して、ごはんを食べてカフェに行ってというのが定番コースになってました。

これから海外にでようと考えてる人に何かアドバイスはありますか?

私も海外に出るのが初めてで、しかもインターンシップ。いきなり働けるか、馴染めるか不安でした。でも、少しでも迷ったら思い切って来たほうがいいです。
私も最初は迷ってましたが、来てみて、日本の良さも見直すことができたし、外国の文化は実際に体験することが大切だと思います。

私は、もともと観光業に興味があって、旅行会社でツアープランナーとして働きたいと思ってましたが、今はこの観光センターのように案内をする仕事にも興味を持つようになりました。このインターンシップで、自分が将来やりたいことがもっと具体的に見えてきた気がします。

一見物静かなA.T.さんですが、しっかり者で、内に秘めたエネルギーを持った学生さんです。
今回の経験によってもうすぐ始まる就職活動の方向性も見えてきたのでは? メルボルンから応援していますよ。

自分を見つめなおした4週間

Y.M.さん
既にメルボルンにお住まいのY.M.さん。インジョイのウェブサイトを見つけてくださり、インターンシッププログラムに参加されました。準備講座中から、高い英語力、持ち前のやる気と頑張りを見せていた彼女は、仕事の経験がなくてもしっかり4週間のインターンシップを達成されました。インターンシップが自分を見つめ直すきっかけとなり、また来年はメルボルンで勉強を続けたいと考えているそうです。

まずは簡単な自己紹介からしていただけますか?

日本で高校を卒業した後、フィリピン語学留学を経てメルボルンにやって来ました。今、将来何をしたいか模索中で、メルボルンの語学学校でホスピタリティのコースを終えインターンシップに参加しました。

そんなY.M.さんが海外でインターンシップをしたきっかけは?

ホスピタリティのコースを終えて、実際の経験が必要と感じたからです。元々ホテルで働いて経験を積みたいと思っていました。でも、自分で探すのは大変。そこでインジョイにお願いしたのですが、数ある会社の中でもメルボルンに特化されているところが、私のように既にメルボルンに住んでいる者にとっては惹かれました。

インターンシップを通じて、ホスピタリティが本当に自分に合っているかどうかも確かめてみたかったし、そこからアルバイト採用に繋がればいいな~という密かな希望もありました。

海外の中でもオーストラリア、メルボルンを選んだ理由は?

メルボルンには友人がいたこともあり、選びました。今はメルボルン市内のシェアハウスで暮らしています。

研修内容は?

主にはレストラン内で研修しましたが、私が行ったホテルは一つのキッチンでレストラン、コンフェレンス(会議や宴会)そしてルームサービスを担当しているため、その全ての部署を経験しました。初日から色んな部署でやったので、全部が初めてでちょっと戸惑いました。私は、ルームサービスが部屋も見れるし、ホテルで働いてるんだ!って実感できて好きでした。

研修先で良かったことは?

当然ですが、接客を英語でできたこと。ボスや同僚のお客様との会話を聞いて戸惑ったり、違和感を感じたりすることもあったんですよ。英語だから日本語のようにはっきり敬語っていうのがないですよね。これも気づきです。それからレストランの裏が見られたこと。サービス以外にもキッチン内で作業をすることもありましたので。貴重な体験でした。

研修先で困ったことは?

朝食等で忙しいときは、ボスも同僚も早口になってしまうんです。そういう時は英語が聞き取れない、理解できないこともあり辛かったです。英語はお客様との会話よりスタッフとの会話のほうが難しく感じることがありました。後は経験がないので、全てのことが初めてで大変でした!最初のほうは研修を終えて家に帰るとぐったりしてましたよ。

実際にインターンシップをしてみて、感想は?

ミスをした時はきつかったですが、段々慣れて、仕事は聞かなくても自分からできるようになり、最後にはスタッフとしてチームの一員になれたと実感しました。今はもう少しここでやりたいなと思っているくらいです。色んなことをさせてもらえたので、本当にこのインターンシップをやってよかったと感じています。

これからインターンシップを考えてる人に何かアドバイスはありますか?

英語力を問わず、できるなら是非やったほうがいいと思います。私にとっても特に最初は想像以上に大変でしたが、今は達成感があります。また、このインターンシップは、私にとって自分を深く見つめ直すよい機会ともなりました。実際、この経験を通して英語ももっとやらなければということを実感し、今は来年また学校で勉強しようと考えています。そのためにはまずIELTS(英語検定試験)。インターンシップの経験を元に、アルバイトとIELTSの勉強を両立できたらなと思っています!

ひとつひとつの経験を無駄にせず、着実に将来の夢に近づいて行っているようですね。これからもそんなY.M.さんを応援しています。