今朝の通勤中に運転しながら聞いたニュース。
Same Sex Marriage(同性婚)が法律で認められて今日でちょうど一周年ということで、
長年の恋人と結婚を果たした女性が幸せそうにインタビューに応じてた。
それとともに国会中継で1年前にその法案がちょうど通過しつつある当時の状況が
ラジオで流れた。
日本でも国会中継ってよく放送されるが、あの独特な雰囲気ってある。
それはここオーストラリアでもなぜか似てる。
ただ、ここでは日本の国会では起こりえないことが多々ある。
その日、同性婚の合法化の決議を受けて答弁に立った男性議員は
この快挙を祝うとともに、途中から声を詰まらせて、なんと…..
「ということは、私は長年のパートナーと結婚できるということになる。
Will you marry me?」
と、国会中継中にプロポーズしたのだ。
議会には一瞬どよめきが起こり、そこから拍手の渦。
通常なら、議長がそれを「静粛に!」と止める場面だ。
がしかし、それに続く議長の発言は、
「返事が聞こえませんが、これはOKとみなしていいですね」
だった。
そしてさらに大きな喝采。
日本では少し前に国会議員が「同性婚は生産性がない」と発言して物議を呼んだが、
こちらは合法化が認められた直後に、議員が国会中継中に、涙のプロポーズだ。
いつもの癖で、「これがもし日本で起こったら」と想像してみるが、
そのときばかりは想像さえできなかった。